150904 or DIE

 6月17日、新しい眼鏡を購入。

しかして今日は9月4日。
既に79日経っているが、今更ながら日記に残しておこうと思い至る。

眼鏡者にとってこれ程の重大事を日記にし損ねていたのには理由が。

1か月近くかけていろんな眼鏡屋を巡り
しこたま悩んで購入に踏み切ったこの眼鏡。
実際使い始めてみると、どうにも拭えない視界の違和感がそこにあった。
新しい眼鏡を買ったぜウルトラハッピー的なつもりでいた私は
この事態を前にして日記どころではない動揺に見舞われたのであった。

17年以上同じ眼鏡を使ってきたせいだろうか。
前よりもリムが一回り小さいせいだろうか。
鼻パッドから一山に替えたせいだろうか。
球面レンズから非球面レンズに替えたせいだろうか。
レンズに乱視矯正が入ったせいだろうか。etc...

慣れの問題なのか否か判別がつかないのが一番の不安だった。
結果、使い始めて2週間で"大丈夫かも?"という兆しが見えはじめ、
1ヶ月後に概ね違和感に囚われない状態になった。ほっとした。
結局"慣れ"の問題だったのかな。
歳をとると順応力が下がるってのも多分にあったのかもしれない。

そんなこんなで、
今は快適な眼鏡ライフをエンジョイしてる。
いろいろ相談に乗ってくれた"メガネの和光"の店員さんには
本当に感謝。



新眼鏡。
以前のものに近い雰囲気を持ちつつもシンプルなデザイン。

新眼鏡スペック
フレーム:
G4 Old&New model 1632P 46φ 一山モデル
フレームカラー:ATG(アンティークゴールド)
ブリッジキャップ:イエロー
リム素材:チタン合金 一山樹脂:アセテート 飾り&ネジ:ステンレス
35,640円

レンズ:
TOKAI αナインAS MC 無色 ガラス非球面単焦点レンズ 屈折率1.892
51,840円

計87,480円

よし。大事に使うぞ。



17年以上お世話になった旧眼鏡。
未だにこのフレームのデザインが好きだ。



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新眼鏡ご成約の日に書いた日記の下書きを発見したので
自分用に貼っておく。

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 今日、眼鏡屋にて 取り寄せてもらった眼鏡フレーム8種類を試着。
大変多幸感に包まれた時間であった。

その中の一つ。"こんなのもあるんですよ"と出されたフレームが、
シルバーと象牙で出来てて値札が10万円オーバーの高級品。
目にした時は憤死するかと思ったが、
せっかくなのでこれも試着してきた。全然似合わなかった。

購入候補としてピックアップしたフレームは、
基本的には今かけてる眼鏡に出来るだけ近い雰囲気。

その中から今回購入に踏み切ったフレームは、
G4 Old&New の1632Pモデル。
現眼鏡より彫金の意匠はシンプル。
最大の違いはノーズパッド無しの一山モデルという点。
一山眼鏡をかけるのは初めてなのでちょっとワクワクしてる。

もう一種、現眼鏡と雰囲気の近い
アンティーク調の ラウンド寄りなオーバル型とでかなり悩んだけど、
テンプルのデザイン、先セルが長手モダンだったのが気になってしまって、
今回は選から漏れた。
テンプルは圧迫感無いものの方が好みなの。
あーでもやっぱりこっちも捨てがたかった。

レンズは、出来るだけ薄くしたいのでガラス一択。
非球面単焦点レンズ、屈折率1.89。
高屈折率超薄型ガラスレンズを選択しても
私の視力だとレンズの厚さは4.0~4.4mmになる。
レンズだけで5万超えるんやで...

視力。
利き目が右なのに
利き目の視力が格段に落ちてて左目に頼ってる状態だった上に、
左目に若干乱視が入ってる有様だった。

そんなこんなでいよいよ購入に踏み切ったので
出来上がりが楽しみ。
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